このようなお悩みを抱えていませんか?審美歯科は、治療というよりは、口元をより美しくみせることを目的としています。例えば、銀歯から白いセラミックスに変えたい!差し歯の色が変色してきていて不自然だから自然な色のものに変えたい!など。口元を美しくしたい方は、お気軽にご相談ください。
クラウンは、虫歯の治療などで歯を削った後に被せる人工の歯のことで、一般的には「差し歯」や「被せ物」といった呼ばれ方をしています。 比較的大きな虫歯を治療した後や、根幹治療をした後はこのクラウンによる治療となることが一般的ですが、ケースによってはクラウンではなくインレー(詰め物)による治療となる場合もあります。
ジルコニアとは酸化ジルコニウムを安定化させたもので、宝飾品として知られる人工ダイヤモンドとよく似た成分でできています。強度が金属より硬くて軽く丈夫で、美しさも兼ね備えた最高級の審美性材料として、ヨーロッパやアメリカではオールセラミック治療の主流となっています。歯科以外の分野では、スペースシャトルの断熱保護剤や、F1に用いられる車や人工股関節など約10年以上前から使用されています。
オールセラミックは、クラウン全体がセラミック(陶器)で出来ている白の陶材のかぶせ物です。金属を一切使用していないクラウンなので、色調の点でもきわめて自然な歯の色を表現でき、前歯など審美性が重要な部分の歯の治療に最適です。また、金属を一切使用していないため、金属アレルギーの方も安心して治療を受けることができます。
ハイブリッドセラミックは、レジン(歯科用プラスチック)にセラミックの粉末を混ぜた素材です。レジンには変色しやすく破損しやすいという欠点があり、セラミックには硬すぎて接触する他の歯を傷めてしまうという欠点があります。その両者の欠点をうまくカバーした、セラミックの強度と有機材料の粘り強さを併せ持ち素材がハイブリッドセラミックです。ハイブリッドクラウンには、ハイブリッドセラミックのみで作るものやハイブリッドセラミックを金属のフレームに貼り付けたものがあります。
メタルボンドは、歯の土台となる部分に金属を使用し、その上にセラミックを焼きつけたものです。土台に金属を用いているため、オールセラミックより強度が高いことが特徴です。審美性はオールセラミックやジルコニアよりも多少劣りますが、丈夫で長持ちするので、より強い力がかかる奥歯の治療に適しています。
歯の表面(0.5~0.7mm、エナメル質の範囲内)を薄く削って、セラミック製の薄いプレートを貼り付ける治療方法です。2~3回の来院で終了し、短期間で美しく自然に仕上がる治療法です。そのため、芸能人やモデルの方が多く利用する治療方法です。歯の隙間を埋めたり、歯の形を変えたりすることもできます。
奥歯の小さい虫歯は歯科用プラスチック(レジン)を詰めるだけですみますが、大きな深い虫歯は、型をとってしっかりとした材料で作った「インレー」と呼ばれる詰め物をはめ込まなければいけません。
100%セラミック(陶器)により歯の形に作り上げた詰め物です。陶器のため、年数がたっても水分などを吸収せず変色にも強いため、きれいな状態を持続することができます。
セラミック(陶器)の粒子とレジン(プラスチック)を混ぜたもので作られた詰め物です。「ハイブリッドセラミックインレー」とも呼ばれており、セラミックインレーよりも柔らかく、対合歯にも優しいというメリットがありますが、色調は多少劣り、唾液を吸収し、経年的に変色します。
ハイブリッドインレーはセラミックインレーと比べると、やや透明感は劣りますが、ほぼ変わらないくらいの違いです。
しかし、ハイブリッドインレーは適度な粘り強さを兼ね備えているため、歯ぎしりや食いしばり等の癖のある方、噛む力の強い方などには、奥歯の詰め物としては最も適しています。
審美歯科治療は自費診療になりますので、費用の目安は自費料金表をご覧ください。